当社のビジョン
基本戦略
都市型スーパーセンターを軸とした”スーパーバリュースタイル”の確立
当社は、地域特性に合わせて規模や品揃えなど1店1店スタイルが異なる店舗を、「都市型スーパーセンター」を軸に、その近隣に「食品スーパー」を配置するというドミナント展開の推進により拡大してまいりました。
この店舗展開により、毎日のお買い物は近くの「食品スーパー」で、HCの大きな買い物は週末に少し離れた「都市型スーパーセンター」でというように、お客様が目的に合わせて当社の店舗を使い分けていただいていることが、当社店舗の高い支持につながっております。
これからも当社は、様々な変化を敏感にキャッチしながら、地域に根ざした戦略的なマーケティングを行い、都市型スーパーセンターと食品スーパーを効果的に組み合わせた”スーパーバリュースタイル”の確立に注力し、地域一番のポジションを不動のものとしてまいります。
新しいチェーンストアスタイルの追及
当社は、地域密着型のサービスを追求する「店舗主導主義」と、全社的な合理性を追求する「チェーンストアオペレーション」とを巧みに融合させた店舗運営体制を構築することで、地域一番のポジションを築いてまいりました。
そして現在、店舗数の増加によるスケールメリットの拡大、物流機能の強化によるローコスト体制の強化、IT化の推進による業務効率化と生産性の向上など、本部主導の取り組みが当社の新たな強みを生み出しつつあります。
今後は、これらの取り組みを基礎としながら、「店舗主導主義」を中心とした運営体制にさらに磨きを掛け、より競争力の強いチェーンストアスタイルを築き上げてまいります。
商品MD(マーチャンダイジング)戦略
当社の強みである「高品質で豊富な品揃え、しかも破格の安さ」を追求し、日常利用頻度の高い生鮮における価格・鮮度・品質で差別化を図ると同時に、土・日・祝日はHC事業で広域商圏からの集客を推進しております。平日は50~60代、休日は30代のお客様のご来店が多く、女性客が約6割を占めるという顧客層の特徴があります。こうした市場特性に対応しながら、生活局面に合わせたライフスタイル型の売場展開や回転率の高い品揃えを徹底してまいります。また、当然のことながら、安心・安全な商品の提供のためにトレーサビリティを強化し、お客様の信頼を高めることに注力いたします。
出店戦略
現在の出店エリアを中心に、確実な需要が見込める市街地をメインターゲットにした「ドミナント出店」を推進いたします。そのための物件情報収集を強化し、立地・スケールにあった柔軟な店舗フォーマットによるスピーディーな新規出店を進めながら、採算面・運営面も慎重に検討し、無理のない出店政策を推進してまいります。
店舗経営戦略
情報システムのレベルアップや各店舗の販売情報の共有化により、売場管理体制やマーケティングを強化いたします。これによりチェーンストアオペレーション機能を最大限に活用し、ローコスト経営を実現・維持してまいります。また、店舗主導型の経営を支える上で重要な人材育成にも、積極的に取り組んでまいります。